KEEPALIVE / AI-READY

AI-Ready.

AI-Readyモダナイゼーション

古くなったシステムの「図面」を描き直し、AIと一緒に変えていける状態へ。

※この機能は当社で日々アップデートし続けており、AIの進化に伴い、機能が大幅に刷新される可能性があります。

※当社のコンサルティングツールとして開発しており、GitHubなどで公開する予定はありません。

01SKILLS

Claude Codeスキルの一覧

当社がAI-Readyモダナイゼーションで使っている進め方は、Claude Codeの「スキル」としてまとめています。スキルは、作業の手順・守るべき決まり・使うツールをひとまとめにしたものです。お客様のチームにスキルを引き継げば、設計書の作成と検証を社内で続けられます。

スキルできること頼み方の例できあがるもの
アセスメントmodernize-assessment移行の前に、何が足りないかを洗い出し、移行方針を決めるまでを進めます。資料依頼リストの管理、ヒアリングの記録、安全性の10領域でのギャップ分析、ワークショップの資料づくりを行います。「アセスメントを始めて」「何が足りないか洗い出して」「移行方針をまとめて」資料依頼リスト、ギャップ一覧、移行方針書、アセスメント報告書
取得と棚卸しmodernize-inventory受け取ったソースやサーバの配置物の版を確定(スナップショット)し、どんなシステムがあるかを台帳にまとめます。最初に取り組む対象(パイロット)の候補も選びます。「棚卸しして」「資産台帳を作って」「パイロットの対象を選んで」スナップショット、システム資産台帳、パイロット候補
設計書のリバース生成modernize-reverse-doc画面・API・バッチなど機能1つずつ、またはデータの領域1つについて、ソースコードを正としてAI-Ready設計書(HTML)をつくり、形式チェックまで行います。言語ごとの違いは言語プロファイルで切り替えます。「この画面の設計書を作って」「このAPIをリバースして」「データモデルを起こして」AI-Ready設計書、共通基盤情報
可逆性検証modernize-reversibility元のソースを見ていないAIに、設計書だけからコードを作り直させ、元のコードと観点ごとに比べます。違いは設計書の「可逆性検証」タブに記録し、書き漏れを直して検証し直します。「可逆性を検証して」「設計書だけでコードが作れるか確かめて」再生成したコード、比較の記録、判定(一致/差異あり)

02INSTALL

インストール手順

スキルは、案件ごとのワークスペースにまとめて置いて使います。Claude Codeでワークスペースを開くだけで、スキルが使える状態になります。

  1. 前提を用意する作業するPCに、Claude Code・Python 3・Gitを用意します。ツールはPythonの標準機能だけで動くため、追加のライブラリは要りません。
  2. ワークスペースを作る当社からお渡しする一式で、案件ごとの作業場所(ワークスペース)を作ります。スキル・ルール・ツール・作業用のフォルダがまとめて置かれます。python -I tools/new_engagement.py ../order-modernize --customer "〇〇株式会社"
  3. ソースを置く対象システムのソースやサーバの配置物を sources/ の下に置きます。この場所は読み取り専用として扱われ、Claude Codeからは書き換えられない設定になっています。sources/order-web/
  4. 置き場所を設定する設定ファイルのひな形をコピーし、対象システムの場所と言語(java-spring・dotnet・php など)を書きます。modernize.example.json → modernize.local.json
  5. Claude Codeで開いて確かめるワークスペースをClaude Codeで開くと、スキルが自動で読み込まれます。最後に、置き場所の設定に誤りがないかを確かめます。python -I tools/ai_ready_config.py

ワークスペースの作成と初回の設定は、引き継ぎの際に当社がお客様と一緒に行います。

03EXAMPLE

利用例

スキルは、名前を指定しなくても、ふだんの言葉で頼めば呼び出されます。棚卸しから改修までの流れの例です。

  1. 棚卸しから始める受注管理システムを棚卸しして、パイロットの対象を選んでソースの版を確定し、画面・API・バッチの一覧と、最初に取り組む候補を台帳にまとめます。使われるスキルmodernize-inventory
  2. 設計書をつくる受注登録APIの設計書を作ってソースコードを読み、処理の流れ・入力チェック・データの読み書きを設計書に書き起こし、形式チェックを通します。使われるスキルmodernize-reverse-doc
  3. 正しさを確かめる受注登録APIの可逆性を検証して設計書だけからコードを作り直して比べ、違いがあれば設計書を直して、違いがなくなるまで繰り返します。使われるスキルmodernize-reversibility
  4. 改修に使う受注登録に割引の条件を足したい。設計書のどこが変わるか教えて正しい設計書があるので、影響を受ける箇所を設計書からたどれます。設計書を先に直し、その設計書からコードを直します。使われるスキル(引き継ぎ後の保守)

「受注管理システム」「受注登録API」は説明のための架空の例です。

04ALL IN ONE

1つの機能をまとめて進める例

機能1つについて、設計書の作成から可逆性検証、書き漏れの修正までを、1回の依頼でまとめて進めることもできます。途中で止まる条件と、最後に報告してほしい内容を書いておくのがコツです。

プロンプトの例modernize-reverse-docmodernize-reversibility

受注管理システム(order-web)の「受注登録API」について、設計書の作成から可逆性検証までを一気に進めてください。

1. スナップショットを取り、この処理に関係するクラス・テーブル・呼び出し元を洗い出す
2. 共通基盤情報がまだ無ければ、先に作る
3. ひな形から設計書を作り、形式チェックを通す
4. 実ソースを見ない別のエージェントに、設計書と共通基盤情報だけからコードを再生成させ、元のコードと観点ごとに比べる
5. 観測できる差異があれば設計書を直し、別の出力先で再生成し直す。差異が0件になるまで繰り返す
6. 3回やり直しても差異が残る場合は、そこで止めて原因を報告する

コードから確かめられないことは推測で埋めず「不明」とし、ヒアリング事項にまとめてください。
最後に、可逆性の判定・推測点・指摘事項(バグの候補)の一覧を報告してください。

この依頼で、設計書づくり(modernize-reverse-doc)と可逆性検証(modernize-reversibility)の2つのスキルが順に使われます。バグに見える動きは直さずに指摘事項として残るので、直すかどうかは報告を見てお決めください。

05HANDOVER

引き継ぐもの

スキルだけでなく、スキルが参照するルールとツールをまとめてお渡しします。

01

スキル一式

上の表のスキルを、お客様のワークスペースにそのまま置ける形でお渡しします。

02

記述ルール

設計書の書き方の決まりです。全体に共通する共通編と、API・画面・データモデルなど種別ごとの決まりがあります。

03

言語プロファイル

Java(Spring)・.NET・PHPなど、言語やフレームワークごとに、調べる観点と見落としやすい動きをまとめたものです。

04

チェックツール

設計書の形式チェック、棚卸し、ひな形からの設計書作成などのツールです。Pythonの標準機能だけで動き、追加のインストールは要りません。

05

見本の設計書

当社のサンプルアプリから作った、記入の見本となる設計書と検証の記録です。

06GUARDRAILS

安全に使うための決まり

スキルには、お客様の資産を守り、設計書の正しさを保つための決まりが組み込まれています。

お客様のソースは書き換えない

受け取ったソースや配置物は読み取り専用として扱い、書き込みを拒否する設定を入れて作業します。

推測で埋めない

コードから確かめられないことは「不明」と書き、根拠のある情報だけを設計書に書きます。

検証するAIに元のソースを見せない

作り直しを担当するAIには設計書だけを渡します。これが品質を確かめる仕組みの要なので、手順を省きません。

決めるのはお客様

移行の方式や不具合を直すかどうかは、AIが決めずに「案」として示し、お客様に判断していただきます。

07TRANSFER

引き継ぎの進め方

内製化支援(Consourcing)と組み合わせ、段階的にお客様のチームへ移していきます。

  1. 当社が実施パイロットでは当社がスキルを使って設計書をつくり、進め方をご覧いただきます。
  2. 一緒に進める量産の段階では、お客様のチームと一緒に作業しながら、スキルの使い方をお伝えします。
  3. お客様が続ける設計書を正とした保守の流れごと、お客様のチームや新しい保守会社に引き継ぎます。

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